生理痛を楽に、軽くするための施術

生理痛和らげる方法として、まずは体を温めることが重要です。

生理痛は冷えが大敵

下腹部や腰を温めるには、カイロ、毛布、腹巻き、もしくは保温性のある下着を使うことが有効です。

特に冷房の効いた場所では注意が必要です。 また、体を締め付ける服装を避け、ゆったりとした衣服を着用することも重要です。

デスクワークなどで長時間座っている場合は、30分に一度は立ち上がり、屈伸運動や足の付け根のマッサージを行い、血行を良くすることが推奨されます。

半身浴と併せて下腹部マッサージを行うことで、更なる血行促進効果が期待できます。

温かい飲み物、例えばホットミルクを摂取するのも、体の温まりとリラックス効果が期待できます。

さらに、ショウガは体を温め、血流を促進する作用があり、生理痛緩和に効果的とされています。

ショウガ入り味噌汁やスープ、ショウガ茶などが摂取方法として挙げられます。

生理痛と鎮痛剤

鎮痛薬の服用も効果的な方法です。

痛みが出始めたらすぐに服用するのがポイントで、市販の鎮痛剤でも問題ないとされています。

ただし、薬を飲んでも症状が改善しない場合や痛みが激しい場合は、専門医への受診が不可欠です。

これは、生理痛ではなく子宮内膜症などの病気が原因の可能性があるためです。

生理痛とツボ

その他、ツボ押しも生理痛の緩和に役立つ可能性があります。

具体的には、「気海」(おへその下)、 「三陰交」(足首の内側)、「照海」(くるぶしの下)、「合谷」(手の甲の親指と人差し指のくぼみ)などのツボが挙げられています。

これらのツボを「気持ちがいい」と感じる程度の力で押してみましょう。

ツボ押しは月経開始の5~7日前から行うのが良いとされています。

生理痛とストレッチ、運動、アロマ、リラックス

軽いストレッチや運動によって血行を促進する、アロマテラピーでリラックスを図るなども、有効な対策として挙げられます。また、適切な姿勢を保つことも重要です。

背中を丸めたり、体が緊張する姿勢は血行不良につながるため、座る時は脚を開いて骨盤を立て、寝るときは横向きに膝を軽く曲げると、痛みの緩和に繋がるといわれています。

食生活にも気を配ることで、生理痛を軽減できる可能性があります。大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きを持ち、生理痛緩和が期待できます。大豆製品などの摂取を意識してみましょう。

これらの自己ケアに加えて、生理痛が日常生活に支障をきたす程度である場合、月経困難症という病気が考えられます。

症状が改善しない場合や、下記のような症状がある場合は、医師の診察を受けることが大切です:経血量の増加、生理後の痛みの持続、不正出血、症状の悪化、日常生活への支障、性行為時の痛み。放置すると不妊につながる疾患もあるため、早期発見・早期治療は重要です。

なお、鎮痛剤、低用量ピル、漢方薬による治療法もあります。

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