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肩こりの原因から楽にしていく北九州市小倉南区の徳力整体院

スマートフォンを持っているだけで肩が

肩こりは肩の問題だけではありませので、体全体の崩れから起きています。(北九州小倉南区)

目次

肩こりは「肩の問題」ではなく体全体の結果として現れる

肩こりは多くの人が経験する不調ですが、その正体を正しく理解している方は意外と少ないものです。

肩が重い、だるい、張っているという感覚があると、どうしても肩そのものに原因があるように感じます。

しかし実際には、肩こりは体全体の働きが低下した結果として現れているケースがほとんどです。

体は本来、日常生活で生じる疲れを回復させる力を持っています。ところが、その回復が追いつかなくなると、疲労は体の中に残り続けます。その負担が集まりやすい場所の一つが「肩」なのです。


日常生活の中で肩こりは常に作られている

肩こりは特別な動作をしたときだけ起こるものではありません。

むしろ、毎日の当たり前の行動の積み重ねによって少しずつ作られていきます。

腕や指を使う生活が肩に負担を集める

現代の生活では、スマートフォンやパソコンを使う時間が長く、指や腕を頻繁に動かします。

腕を動かすためには、肩が常に支点として働く必要があります。

そのため、細かな作業が多いほど、肩は休む間もなく働き続けることになります。

動かさない時間が長いことも原因になる

一方で、体をほとんど動かさない状態が続くことも肩こりを作ります。

同じ姿勢を保つために筋肉が緊張し続けると、血流や体の巡りが低下し、疲れが抜けにくくなります。


疲れが抜けない体が肩こりを慢性化させる

肩こりが一時的ではなく、長く続いている場合、体の回復機能がうまく働いていない可能性があります。

寝ているのに回復しない理由

「しっかり寝ているのに肩こりが取れない」という声はよく聞かれます。これは、睡眠時間の問題ではなく、睡眠の質が関係しています。体が本当に休めている状態でなければ、筋肉や神経の修復は進みません。

脳の疲労と肩こりの関係

体を回復させるための指示を出しているのは脳です。

ストレスや緊張が続くと、脳は休息モードに切り替わりにくくなり、体全体の回復力が低下します。

その影響が肩こりとして現れることがあります。


姿勢の崩れが肩こりを引き起こす仕組み

肩こりと姿勢は深く関係しています。姿勢が崩れると、体の使い方が偏り、特定の部位に負担が集中します。

骨盤の傾きが上半身に影響する

骨盤は体の土台です。骨盤が前後や左右に傾くと、その上に乗っている背骨のバランスも崩れます。その結果、頭の重さを支える首や肩に余分な力がかかり、肩こりを感じやすくなります。

猫背や前かがみ姿勢の影響

背中が丸くなる姿勢では、肩が前に引っ張られ、首や肩の筋肉が常に緊張した状態になります。

この緊張が長時間続くことで、肩こりが定着していきます。


肩を揉んでも楽にならない理由

肩こりを感じると、肩を揉んだり叩いたりする方が多いですが、それで根本的に改善しないことも少なくありません。

表面的な緊張だけが変化している

肩を直接刺激すると、一時的に血流が良くなり、軽くなったように感じます。しかし、体の使い方や回復力が変わっていなければ、元の状態に戻りやすくなります。

強い刺激が逆効果になる場合もある

強い刺激を繰り返すことで、体が防御反応を起こし、筋肉がさらに緊張してしまうことがあります。その結果、肩こりが改善しにくくなるケースもあります。


肩こりは体の「余裕のなさ」を表している

肩こりが続いている状態は、体に余裕がなくなっているサインとも言えます。

回復が追いつかない状態が続くとどうなるか

日々の疲れを回復しきれない状態が続くと、体は常に疲労を抱えたままになります。その負担が積み重なり、肩こりだけでなく全身のだるさや重さにつながることがあります。

心身の緊張が肩に現れる

精神的な緊張やプレッシャーも、無意識のうちに肩に力を入れる原因になります。気づかないうちに肩をすくめるような状態が続くことで、肩こりが慢性化します。


肩こりを改善するために必要な視点

肩こりを改善するためには、「肩をどうにかする」という考え方から離れることが大切です。

全身のバランスを見直す

体全体のバランスが整うことで、肩に集中していた負担が分散されます。その結果、肩こりを感じにくい体へと変わっていきます。

回復しやすい体づくりが重要

疲れを溜め込まないためには、回復しやすい体の状態を作ることが欠かせません。無理に動かすよりも、体が自然に回復できる環境を整えることが重要です。


肩こりに関するよくある疑問

徳力整体院へ寄せられる質疑応答

Q 肩こりは体質だから仕方ないですか


A 体質よりも、生活習慣や体の使い方、回復力の影響が大きい場合がほとんどです。

Q 年齢とともに肩こりは悪化しますか


A 年齢よりも、疲労の蓄積や回復力の低下が関係しています。

Q 動かした方が良いのか休んだ方が良いのか分かりません


A 体の状態によって必要な対応は異なります。無理をしないことが大切です。


肩こりと向き合うということ

肩こりは、体が発している「今の状態を見直してほしい」というサインです。

我慢し続けるのではなく、なぜ肩こりが起きているのかを知ることが改善への第一歩になります。

肩こりを感じにくい体は、特別なことをしなくても、体のバランスと回復力が整っていれば自然と作られていきます。

肩こりをきっかけに、自分の体の状態に目を向けることが大切です。

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