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肩こりが続く理由と体のバランスが崩れる仕組み

慢性化した肩こりがラク

肩こりを解消するには筋肉を揉む、マッサージする、電器をかけると楽になるのは表面上だけです。(北九州小倉南区)

肩こりというと多くの解消法がありますが、体操、運動、ストレッチ、筋トレ、サプリ、湿布、マッサージ、電器をかける、ネックレスをするなどがありますが、どの方法もコリの原因を残したまままです。

目次

肩こりは「肩の問題」ではなく体全体の不調の現れ

肩こりという言葉から、多くの人は「肩の筋肉が硬くなっている状態」をイメージします。

しかし実際の肩こりは、肩そのものに原因があるとは限りません。

むしろ、体全体の働きがうまくいっていない結果として、肩に違和感や重さ、痛みが集まっている状態と考える方が自然です。

現代の生活では、体を酷使する場面が非常に多く、休ませる時間や回復させる余裕が少なくなっています。

肩こりは、その積み重ねが表に出た分かりやすいサインの一つです。

肩こりは日常生活の中で静かに作られていく

肩こりは、特別なことをした日に突然起こるものではありません。普段の生活の中で、少しずつ、気づかないうちに作られていきます。

何気ない動作が肩に負担を集める

パソコン作業、スマートフォン操作、料理、洗濯、車の運転など、日常の動作の多くは腕や手を使います。

腕を動かすためには、常に肩が支える役割を担っています。

そのため、動作が増えれば増えるほど、肩には負担が蓄積されやすくなります。

同じ姿勢が続くことの影響

体を大きく動かしていなくても、同じ姿勢を長時間続けるだけで筋肉は緊張します。

特に前かがみの姿勢や、頭が前に出た姿勢は、首から肩にかけて負担を集中させ、肩こりを感じやすくします。

疲れが取れない体が肩こりを慢性化させる

肩こりがなかなか改善しない人に共通しているのが、「疲れが抜けない体の状態」です。

寝ている=回復しているとは限らない

睡眠時間を確保していても、体が回復できていなければ疲れは残ります。

眠りが浅い、途中で目が覚める、朝起きてもスッキリしないといった状態が続くと、体は十分に休めていません。

睡眠とは脳から休む睡眠で寝ることで脳が元気になり体の疲れが取れる睡眠だけです。

睡眠は脳が休養をとることが目的と体に残った疲れを減らしてくれることです。

それができないと体全体に疲れが残り、さらに肩の疲れが残ったままです。

疲れの蓄積は肩だけでたまることはありません。

体全体に疲れがたまりながら働き・流れを落としていきますので、筋肉のコリである筋肉疲労を減らすこともできません。

回復力が落ちると負担が残りやすくなる

疲れが回復できない状態が続くと、体の働きが全体的に低下します。その結果、日常の小さな負担でも処理しきれず、肩こりとして表に出やすくなります。

肩こりは体のバランスの乱れから生じる

肩こりを感じているからといって、肩だけに問題があるとは限りません。体のバランスが崩れることで、肩に負担が集まりやすくなります。

骨盤の状態が肩に影響する理由

骨盤は体の土台となる部分です。骨盤が傾いたり不安定になると、上半身のバランスを取るために背骨や肩が無理をするようになります。その結果、肩に緊張が溜まりやすくなります。

背骨の動きと肩の関係

背骨は体をしなやかに動かすための重要な部分です。背骨の動きが悪くなると、その分を肩が補おうとして働き過ぎてしまい、肩こりにつながります。

肩を揉んでも改善しにくい理由

肩こり対策として、肩を揉んだり温めたりする方は多いですが、それだけでは改善が長続きしないこともあります。

表面的な緩和にとどまりやすい

肩を直接ほぐすと一時的に楽になりますが、体全体のバランスや回復力が変わっていなければ、同じ状態に戻りやすくなります。

強い刺激が逆効果になる場合もある

強く押したり揉んだりすると、その場では楽に感じても、体は防御反応として緊張を強めてしまうことがあります。その結果、肩こりが取れにくくなるケースもあります。

h2 肩こりを放置すると起こりやすい体の変化

肩こりを軽く考えて放置していると、体にはさまざまな影響が出やすくなります。

首や背中への広がり

肩の緊張が続くことで、首や背中にも違和感が広がり、動かしづらさを感じるようになることがあります。

疲労感が抜けなくなる

肩こりが慢性化すると、血流や神経の働きが低下し、常に疲れているような感覚を持ちやすくなります。

肩こり改善には「整える視点」が欠かせない

肩こりを本気で改善したい場合、肩だけを見るのではなく、体全体を整える視点が重要になります。

負担が分散される体を目指す

体のバランスが整うと、肩に集中していた負担が自然と分散されます。その結果、肩こりを感じにくい状態へと変わっていきます。

回復しやすい体づくりが大切

疲れを溜めにくく、回復しやすい体になることで、肩こりは起こりにくくなります。無理に動かすよりも、体が休める状態を作ることが重要です。

肩こりに関するよくある疑問

徳力整体院へ寄せられる質疑応答

Q 肩こりは年齢のせいですか

A 年齢よりも生活習慣や体の使い方、回復力の低下が大きく影響します。

Q 肩こりは自然に良くなりますか

A 一時的に楽になることはありますが、原因が残っていると繰り返しやすい傾向があります。

肩こりで悩んでいる方へ

肩こりは我慢するものではなく、体からのメッセージです。長く続く肩こりほど、体全体の働きや回復の仕組みを見直す必要があります。肩だけに注目せず、体全体を整える意識を持つことで、肩こりは少しずつ変わっていきます。

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