肩こりはなぜ起こり、なぜ治らないのか? (北九州市小倉)

整体的視点で読み解く原因と根本改善の全プロセス
はじめに|肩こりが「当たり前」になってしまった人へ
朝起きた瞬間から肩が重い。
仕事を始める前から首と肩がつらい。
マッサージを受けた直後は楽になるのに、数日後には元に戻っている。
このような状態が続くと、多くの人はこう考え始めます。
「肩こりは体質だから仕方ない」
「仕事をしている以上、肩が凝るのは当然」
「年齢の問題だと思うしかない」
しかし、整体の現場で数多くの身体を見てきた立場から断言できることがあります。
肩こりは“仕方がない症状”ではありません。
肩こりは、身体のどこかで起きている問題を知らせる“結果”として現れている現象です。
この記事では、肩こりを単なる筋肉のコリとして捉えるのではなく、身体全体の構造・流れ・使われ方という視点から、なぜ肩こりが起こり、なぜ慢性化し、どうすれば根本から楽になるのかを一つずつ解き明かしていきます。
肩こりとは何か|多くの人が誤解している本質
肩こりは筋肉のコリ?
そこから間違いなんです。
しかし、筋肉のコリを変えていくために、筋肉を押したり、揉んだり、マッサージしたり、電器をかけると楽になることは事実ですが、楽になっても表面上だけなんです。
第一に肩の部分だけにコリが起きると言うこと自体違います。
肩こりでも全身の問題として起こります。
肩こり=筋肉疲労という思い込み
一般的に肩こりは、「肩の筋肉が疲れて硬くなった状態」と説明されることが多くあります。
確かに、肩こりのある方の肩周辺を触ると、筋肉が張り、硬さを感じるケースがほとんどです。
しかし、ここで見落とされがちな重要な視点があります。
筋肉が硬くなった理由は何か?
この問いを考えずに、ただ筋肉を緩めるだけでは、肩こりは繰り返されます。
整体的に見ると、筋肉は理由なく硬くなることはありません。
そこには必ず「そうならざるを得なかった背景」が存在します。
肩こりが発生する本当のスタート地点
肩こりが起きるのは、まずは使う方の部分だけで起きることは無く、全身の体の崩れ、体の歪みとして起こります。
頭の重さを誰が支えているのか
人の頭の重さは、およそ5〜6kgあると言われています。
本来、この重さは首や背骨、骨格のバランスによって分散され、効率よく支えられる仕組みになっています。
しかし、姿勢が崩れると状況は一変します。
- 頭が身体の中心より前に出る
- 背中が丸まり、首が前に突き出る
- 肩が内側に巻き込まれる
この状態では、頭の重さを骨格で支えきれず、首から肩にかけての筋肉が常に引っ張られる状態になります。
肩こりは、肩がサボっているのではなく、働きすぎている結果なのです。
現代生活が肩こりを量産する理由
スマホに代表される、たった100g前後の携帯でも指先や腕、肩に保持することで負担が増えていきます。
前傾姿勢が標準になった生活環境
現代の生活を振り返ってみると、多くの動作が前かがみで行われています。
- スマートフォンを見る
- パソコン作業をする
- 家事を行う
- 車を運転する
これらの姿勢が積み重なることで、身体は「前に倒れた状態」を通常ポジションとして記憶してしまいます。
その結果、正面を向いて立っているつもりでも、無意識のうちに肩や首に負担がかかる姿勢が固定化されていきます。
肩こりが慢性化する決定的な要因
肩こりが慢性化する問題は表面上の方の筋肉だかをするからです。
回復できない身体になっている
一時的な肩こりであれば、休息や睡眠で回復するはずです。
しかし、慢性的な肩こりに悩む方は「寝ても楽にならない」という状態に陥っています。
これは、身体の中で次のような変化が起きているサインです。
- 血液循環の低下
- 老廃物の滞留
- 神経伝達の鈍化
これらはすべて、身体の流れが悪くなっている状態を示しています。
整体では、肩こりを「筋肉の硬さ」ではなく、「流れが滞った結果」として捉えます。
肩こりと全身の歪みの関係
肩こりは全身の体の崩れ、体の歪みです。
肩だけを見ると答えが見えない理由
肩こりが強い方ほど、実際に身体を検査すると次のような特徴が見られます。
- 骨盤の傾き
- 背骨のねじれ
- 左右の重心差
- 足の接地バランスの乱れ
身体は常にバランスを取ろうとします。
下半身や体幹が不安定な状態では、その負担を上半身、特に肩が引き受けることになります。
つまり肩こりは、全身の歪みを肩が代償している状態なのです。
肩こりが引き起こす連鎖的な不調
肩こりが起きる時は、体全体に問題が起きて働きが低下している時です。
「ただの肩こり」で終わらない理由
慢性的な肩こりを放置すると、次のような症状が現れやすくなります。
- 頭痛や片頭痛
- 首の可動域制限
- 目の奥の違和感
- 自律神経の乱れ
- 集中力の低下
- イライラや不安感
首・肩周辺は、脳と身体をつなぐ重要な通路が集中している場所です。
ここが常に緊張していれば、身体全体の働きに影響が出るのは自然な流れです。
なぜマッサージでは改善しないのか
いくら表面上の筋肉だけを揉んでも、マッサージしても、もっと奥に問題があるからです。
その場では楽になる理由と、戻る理由
マッサージを受けると血流が一時的に改善し、筋肉も緩みます。
そのため「効いた」と感じやすいのは事実です。
しかし、数日後に元に戻るのはなぜでしょうか。
それは、身体の構造や使い方が変わっていないからです。
歪んだ土台のままでは、筋肉は再び同じ役割を押し付けられ、再度緊張します。
整体的に考える肩こり改善の考え方
肩こりになる時は筋肉の問題だけではなく、多くのトラブルを起こしています。

肩を楽にする=肩を触らない場合もある
整体では、肩こりのある方に対して、必ずしも肩を重点的に施術するとは限りません。
- 骨盤を整える
- 背骨の動きを回復させる
- 呼吸のしやすさを取り戻す
こうした調整によって、結果的に肩の負担が減り、自然と楽になるケースが多くあります。
呼吸と肩こりの密接な関係
浅い呼吸が続くと、首や肩の筋肉が呼吸補助筋として過剰に使われます。
これにより、肩周辺の緊張が慢性化しやすくなります。
整体では、胸郭や肋骨の動きも重要な評価対象です。
呼吸が深くなるだけで、肩の緊張が緩む方も少なくありません。
肩こり改善のプロセス|整体で何が起きているのか
徳力整体院では肩こりの方の検査をしています。
病院で行う病気の検査ではありませんが、徳力整体院で行う検査は体の崩れ、体の歪みの検査です。
① 状態を正確に把握する
痛みのある場所ではなく、「なぜそこに負担が集まっているのか」を検査します。
② 全身のバランスを調整する
肩に負担をかけている原因となる部位を整え、
肩が頑張らなくてもいい状態を作ります。
③ 身体本来の回復力を引き出す
強い刺激や無理な矯正は必要ありません。
身体が自然に整う環境を作ることが、結果的に最短の改善につながります。
日常生活で肩こりを繰り返さないために
徳力整体院では繰り返さない為に、肩こりを楽にしたら次の段階として体質改善の施術をしています。
正しい姿勢より「無理のない身体」
完璧な姿勢を意識し続ける必要はありません。
大切なのは、崩れても自然に戻れる身体の状態です。
整体で土台を整えることで、日常生活そのものが肩こり予防になります。
まとめ|肩こりは身体からのメッセージ
肩こりは敵ではありません。
身体の状態を教えてくれる重要なサインです。
- なぜ肩がつらくなったのか
- どこが無理をしているのか
そこに目を向けることで、肩こりは改善のきっかけになります。
肩こりを我慢し続ける生活から、身体が楽な状態を取り戻す選択へ。
それが、整体的に考える肩こり改善の本質です。
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